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どうしたら早く仕事を終わらせられるのか

baigie.me

 

私はたぶん仕事が遅い

社会人生活11年目だけども、よくある悩みとして「人間関係」というのがある気がして。ただ幸い私は職場環境で人間関係に悩まされたことが少なく。私の一番の悩みは「自分の仕事が遅いこと」であったし、今でもそうである。

 

というのも

 

「自分の特性」

・あまり自分のキャパシティを考えずにとりあえずやってみます、と言ってしまうところがあり、気づけば仕事が積もり積もることが多い

・それでいて、仕事もプライベートも同じくらい大事にしたいので、仕事は可能な限りさっと終わらせたいという気持ちが高い

・完璧主義的な面があるので、自分が網羅的に理解、整理出来てないと感じると意思決定のスピードが遅くなってしまって最後の最後の締切までアウトプットを渋る傾向がある

・気になることが出てきてそれが短時間で終わるタスク(連絡・相談など)だと思ってしまうと、自分がやるべきタスクは後回しでなんとかなるかと思ってしまう

・自分で言うのもなんだけども頭の回転の速さとか器用なところはあって、その場の機転でなんとかすることも多い。それもあって、なんとかなるかと考えがち。

 

という特性があり、それが相まって「なんだかんだで結局自分の仕事って遅いな」と思う場面が多いのである。多分1週間に2,3回は思っている。

 

ただ、最近諸事情によりそんなことをダラダラと言ってられないことになり、もう「仕事を最速で出来る前提」で動くことになった。

 

どうしよう

どうすれば良いかなぁと試行錯誤して過ごしつつ、こちらの本 「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」と、この記事を読んで今のところ自分の納得いく答えが出たように思うので、まとめておく。

 

baigie.me

 

Q. どうして仕事を早く終わらせられないのか

A. それはお前がまだまだ弱いからです 完

 

もう少し書く。

 

仕事が終わらない理由

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」という本では"ロケットスタート時間術"というものを説明されていて、この本では「期日までの最初の20%の期間で80%終わらせる」というものを紹介している。

これは本の著者がエンジニアでもあるし、私もITの世界に生きるものなのでとてもよく分かるのだが、「ITのプロジェクト = 不確実性をどれだけ下げられるかの戦い」という面でとても合理的な戦術だ。

私もこの本を一部実践してみたのだが、その中で気づいたことがある。それは「そもそもの最後の成果物のイメージやプロジェクトの成功のイメージの具現化ってむずくない??」ということだ。というか、それが具体的にイメージ出来た時点でほぼ終わってるのかもしれない。

 

その中で先ほどの記事を読んで、「そもそもの知識や理解が足りないからゴールをイメージ出来ていないだけだし、次のアクションをすべきかの意思決定が遅いだけなのでは」ということに、はたと気付いた。

 

つまり、自分は仕事が遅いことを「決断力や行動力が少ない、優柔不断」という性格のせいにしてたけども、単純に「知識や理解・整理」が足りないせいだということだ。

 

この仮説に立って考えると対処は明確で、

 

・知識不足 => 関連の本を読んで、網羅的・体系的に理解する。資料を読み込む。

・理解・整理不足 => 自分なりの言葉で整理し直す。図解する。人に説明してみる。

MTGにて相手と意思疎通が出来ずに時間がかかる => 本を読んで言葉のボキャブラリーを増やす。相手に合った言葉選びをする。自分の経験を増やして例示できるようにする。

 

という感じになるかなと思ってきた。つまりは

 

Q. どうして仕事を早く終わらせられないのか

A. それはお前がまだまだ弱いからです。まず上記の内、どこが弱いかを分解して対処しましょう、となる。

 

終わり

仕事を早く終わらせるための答えが、仕事を叩き潰すために入念に準備するというのはどこか矛盾している。なんだか自分でもこれで良いのか感はあるけども、向かうべき方向性がはっきりして晴れやかな気持ちでもある。と言うわけで、これからは仕事が遅い原因を見極めて、その原因を本気で叩き潰しにいくようにする。