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2017年上半期に聴いて最高だ!と思った邦楽まとめ

2017年も折り返しですね。早い。

2017年の上半期(1~6月)に聴いて、最高だな!って思った邦楽がいくつかあるので、忘れないうちに書いておきます。 皆さんも最高だな!って思ったら、どんどん拡散して広めていったら良いと思います!

toconoma / L.S.L

まず、何といってもtoconomaのNewアルバムが最高でした。

一曲一曲にそれぞれの楽器の音が丁寧に気持ち良く散りばめられているので、ひとつひとつの音を掬い取ろうとして集中して聴き入ってみて、でも気づいたらただただ首を振って楽しんでるだけ、みたいな。絶妙のバランスで、好きです。

NEWTOWN

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どうぶつビスケッツ×PPP / ようこそジャパリパークへ

これも外せない今年の曲のひとつです。星野源がラジオで「1日60回は聴いてる」と言ってたり、関ジャムで楽曲構成の緻密さが解説されたり。平井堅がべた褒めしたりと。もっともっと評価されても良いのかなって思ってます。個人的には、Cメロの「ララララ〜」のとこが好きです。最初聴いたとき、衝撃的だった。

ようこそジャパリパークへ

ようこそジャパリパークへ



ゲスの極み乙女。 / DARUMASAN

ゲス極が活動休止になった後、その抜けた穴はどのアーティストが埋めるんだろうと思っていたのですが、結局、どのアーティストもその枠にはハマらなかった、というのが正解でした。ガチャガチャしない良い曲を淡々と出してくるタイプのバンドなので、これからも期待して見守っていきたい。



中田ヤスタカ / Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)

やっぱりちょっと頭一つ飛び抜けてるよなぁと。そして、僕はそこまでEDMとか好きでないんだけど、そんな自分でも良さが分かるくらいに音楽を落とし込んでいるところもやっぱりテクニックあるよねぇって。いわゆる「分かる人には分かる音楽」になってないところが好き。



Night Tempo x Tomggg / 好き? Suki!

これは完全に趣味。でも俺はTomgggが大好き!!

岡崎体育 / 式

本当に岡崎体育は狡い。「MUSIC VIDEO」の時も本当に狡かった。この曲は電車の中で聴いたのだけど、本当にビックリするくらい泣いてしまった。普段、自分が聞くときは曲の詞に着目することは少なくて、メロディーとそれに合う言葉、くらいの感覚で聞くんだけど、この曲は詞に引き寄せられて、最後まで辿っていって、最後の一節でボロボロと泣いてしまった。本当に、してやったり、という感じだ。こういう出会いがあるから音楽は好きだ。

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以上、という感じです。 まだまだあると言えばあるような気もしますが、今日はこの辺で。年末にまた書きます。

目標達成の為にアクションを紡ぐこと

 

仕事ができる人というのは、立てた目標をちゃんと達成できる人だ。

 

 

人間というのは基本的に何かと隙間を見つけては"だるーん"としてしまう生き物なので、目標や理想はあっても、辛くなってくると何となく放置して、しまいには目標を立てたことすら忘れた振りをしてしまったりするものだ。

だから、"だるーん"とした気持ちを抑えつつ、目標に向かってアクション出来る人は本当にカッコ良い。

 

そんなことを考えていると、じゃあ、目標達成出来なかったらどうなんだろう?カッコ悪いかな?でも「試合で勝つ為に淡々と頑張って、結果的に負けてしまったボクサー」ってカッコ良いじゃんと思った。

立てた目標に対して、淡々とアクションを紡いでいれば、いったんのところそれは褒めて良いのではないかな、と。だから、他人のそういったアクションがひとつでも垣間見えたときは、ちゃんと「良い!」って伝えてあげた方が良い。それは"だるーん"に立ち向かった証拠だ。

 

結果より過程、とまではいかないけども、何もやってないより、ずっと良いじゃん。ちゃんとやることをやって、他人からのフィードバックを貰って、アクション修正をして、それでもダメだったなら、もう運が悪かったのではないかな、とも思うし。

 

個人的には、もちろん最終的には結果を出すように頑張るけど、出なかったとしても後から自分で振り返った時に「ようやった!」と思えたらいいな、と思うので、淡々とアクションをしていったことは記録していく。

テスト、かいてますか

世のエンジニアのみなさんは、ぶっちゃけ単体テストってどれ位書いているのだろうか。恥ずかしながら、僕は全然書いてこなかった。

 

そんな話を会社のLT大会でしたので、載せておく。

 

 

「テスト」の話だが、「テストを書いていない」ことよりも、「自分の書いたソースコードに自信を持てていないこと」が本当の課題だったのだなぁとまとめている。そして、「テスト」を書くということが、その課題解決に繋がることに気づけて良かった、という話だ。

 

僕は尖ったテッキーな話よりも、こういった汎用的な話をしてしまいがちなんだけども、年内にはテッキーな良質なアウトプットをしていきたい。

 

何卒よろしくお願い致します。

氏川

良いプレゼンの作り方 - 3つのステップ

先日、社内でLT大会を行いました。評判が良かったようで、他事業部の人から褒められたり、話しかけてもらえたりして、とても嬉しかったです。

 

そういえば、前の会社でも「プレゼン上手い」とか良く言われていた気がするし、もともとそんなに技術力もない僕がこんなに良い会社に入れているのは、僕の面接スキル(=プレゼン力)が高いのが理由なのでは、と思いました。

 

なので、ここはひとつ調子に乗って、僕が普段プレゼンをやる前に何を考えているかを書きます。

  

手順

  1. プレゼン後、聞き手にどういうアクションをさせたいかを決める。

    ・「結論を先に考える」というのは割とよく言われることだけども、もっと大事なことはその先の、聞いた人に"どういうアクションをとってもらいたいか?"。

    例えば、会社の採用系のイベントだったら、「何かしら応募者との接点を作ること」が大きな目的なので、登壇後に「声をかけてもらえること」や「SNSか何かで繋がること」、というアクションに繋がるようなプレゼン内容にしなければならない。「あの人に話しかけたい!」となればokかな、と決める。

  2.  一番伝えることを決める。

    ・アクションに繋がるような話やエピソードがないかを思い出して、それを選ぶ。これがプレゼンのテーマになる。人間、生きていれば何かしら思うことはあるので、それから選べば良いと思う。

  3. 出来るだけ小ネタを探す。

    ・自分が最近思ったことや出来事、本を読んで得た知識などの中から、テーマに関連しそうな話をピックアップしていく。この小ネタのバリエーションが豊かだと、プレゼン全体のインテリジェンス感が出る。「本からの引用」とか、「著名な人の言葉」とか。特に業界の「あるあるネタ」とか(ただ、やりすぎると媚びている感が出るので、控えめに。)、強い。ここで共感を得てもらうと、アクションに繋がりやすい。

以上です。

 

次にやることは、構成を考えたり、スライド作り、台本作りになっていきますが、 これは人それぞれで良いと思っています。上記3つがしっかり実行できていれば、どうとでもなる位の気持ちでいれば良いかと。あとは自分の言葉で、しっかりと聞き手の鼓膜と心を振動させていきましょう!(超絶ダサい。やり直し。)

 

ご清覧、ありがとうございます。

GMOペパボに入社しました。

 

退職エントリーを初めて書いてみます。 

 

5/1よりGMOペパボに入社しました。ハンドメイドマーケットサービス「minne」のモバイルアプリケーションエンジニアになる予定ですが、今は「ペパボカレッジ」という第2新卒向けの研修制度を利用し、もりもりAndroidのお勉強中です。

前の会社の話 : なんでもやってくエンジニア

大学院を卒業し、新卒で入社し、3年間エンジニアをやりました。サーバーサイドの開発だったり、モバイルだったり、インフラだったり、振り返ると本当になんでもやっていた。あとは全社員向けのスピーチコーナーみたいな場面で爆笑取って、年間賞もらったりした。とりあえず、与えられたことは何でもやってくスタイルだった気がする。

 

その中でも結構な時間、AWS周りのインフラに携っていて、世の中が「クラウド!クラウド!」みたいになっていく様を肌で感じることができたことが面白かった。入社2年目で、ラスベガスで行われるAWS re:Inventを観覧しに行かせてもらったりして、凄く刺激的だった。Amazonの本社の人の企業理念の話とか、新サービスが発表された時の会場の熱気とか。サービスを発表して、勝手にエンジニアの誰かが記事をまとめてくれて、みたいなエコシステムってこうやって出来るんだなぁ、盛り上がってる空気感って意外と大事なんだなぁとか思った。

あと印象に残っているのは3年目に、新卒エンジニア向けに研修プログラムを立ち上げて、メンターみたいな役割になったこと。それまでの研修内容を全部変えて、毎日、新卒と朝会して、KPTで振り返って、面談して、弱み強みなどを自覚させて、配属先の調整もやったりして。一つ一つしっかりと情熱を持って出来たと自負している。教えた6人の新卒のことは一生忘れないと思う。みんな大好き。

 

 

転職のきっかけ : 成長したい

そんな新卒研修が終わる頃、ふと「次は何をしようかな」と考えて。以前、外部のハッカソンに出て、スピード感を持って開発出来なかったことや、作り上げることが出来ないことがあって、それがめちゃくちゃに悔しかったことを思い出した。

「もっとがががっと作り上げる技術力を身に付けたい。デザイナーとかの要求にババっと答えちゃう感じになりたい!」とかふわっとしていたことを思っていたところ、GMOペパボからお声がかかった。そんでもって、たまたまそういった「成長したい!」と考えている人用のカリキュラムがあることを知り、入社に至った。

サクッと書いていますが、初めての転職っていうこともあって禿げるくらい相当悩んだ。別に前の会社に不満とかは無かったし、寧ろ良くしてもらってばっかりだったので。ただ、GMOペパボは以前から知っていたし、いちいちマインドとか理念に共感することが多く、そのような会社で働いてみたら、より成長できるのでは?20代最後の3年間だぞ?と思って決意した。

 

ペパボに入社して2週間経った感想

一言で言うと、すんごく気持ち良い。特に良いのは、何事も情報のオープン化が徹底的に進んでいて、人事的な評価とかもぜんぶ閲覧可能だったりするところ。そういった情報があると「あの人を目標にしよう」とか思った時に、その人がどういうアクションを取っているのかが分かって、成長の計画を立てやすい。

成長したいって思っているけど、どうするのが良いのか分からないってエンジニアの方には最高な環境なんじゃないだろうか。

 

 

転職をしようかなと悩む20代のエンジニアの方へ

勇気を出して、社外の人と話してみたら良いと思います。後は、一生懸命に目の前の仕事をやっていたら、社内に一人くらいは戦友が出来ると思うので、その人には腹を割ってぜんぶ話してみたら良いのでは、と思います。そこから色んな道が開けるのでは、と思います。自分は、そうでした。

 

GMOペパボでは絶賛、エンジニア募集中です。是非是非!

 

pepabo.com

 

音楽会社で働くエンジニアが選ぶ、2016おすすめ邦楽ベスト10

2016年も今年で最後の日となりました。早い。

去年一昨年と気に入った一年分の邦楽をまとめておこうと思って書いております。

ただ、今年は単純に自分のお気に入りというより、まだあまり知られてないであろう良い楽曲やアーティストを紹介しようという方針でまとめてみました。年末年始の暇つぶしにでも。少しでも新しい発見があれば幸いです。

*今年は頑張ってコメントもつけてみました。

来年も良い音楽との出会いがありますように。

10位 MARQUEE BEACH CLUB / 「eye」

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茨城・水戸発のエレクトロポップバンド。タワーレコーズの"タワレコメン"にも選出されたそう。基本的に4つ打ちのダンサブルなサウンドなんだけども、目を瞑って海の底にゆっくりと沈んでいっているような心地よさも同時にあって。2017年、ヒットしそうな予感です。

9位 おいしくるメロンパン / 「色水」

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"RO69JACK 2016 for ROCK IN JAPAN FESTIVAL 優勝"の3ピースロックバンド。若い。平均年齢が19歳というのもそうだけど、音楽が。声が。全部が若々しい。瑞瑞しい。ロキノン系が好きなら「色水」だけは聴いてみてください。

8位 Tomggg / 「Future Hippie」

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1988年、千葉県生まれ。国立音楽大学大学院修士課程作曲専攻修了。 とっても可愛くてカラフルなエレクトロミュージック。主にSoundCloudで聴くことが多いのですが、この楽曲に限らず、すべて素晴らしい。もっともっと評価されるべき!と思っています。

7位 セカイイチ / 「Grave of Music」

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"セカイイチ"自体はずっと前から存じ上げていたのですが、この「Grave of Music」だけはFunk好きな私として今年のヘビロテでした。まざまざと技巧を見せつけられた。

6位 ラブリーサマーちゃん / 「あなたは煙草 私はシャボン」

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インターネットをよくする人なら名前だけは知っているかもしれない。21歳、女子大生のシンガーソングライター。ウィスパーボイスの気だるそうな声が荒削りな音楽にマッチしていて、なんとも言えない魅力に。

5位 Qaijff / 「Wonderful Life」

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ピアノボーカル、ベース、ドラムのスリーピースバンド。LIVEを生で見たことがあるのですが、演奏技術がとっても高いです。参考 : organism。LIVEでもこのクオリティでやるので、すごい。

4位 ポルカドットスティングレイ / 「テレキャスター・ストライプ」

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ズドンと刺さるイントロ。可愛い女の子のボーカル。転調。もう「売れる」という要素しかないのですが、案の定、売れました。11月に発売した"骨抜きE.P."はタワレコメンに選出されたり、バンドがAndroidのCMに出演したり。2017年、更に飛躍しそう。

3位 アカシック / 「8ミリフィルム

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アカシックの魅力は何と言ってもボーカルの理姫さんのカリスマ性。LIVE中、ずっと飛び跳ねてるだけなのに見てられる。aiko大塚愛好きの方はぜひ。

2位 フレンズ / 「Love,ya!」

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昨年ごろからシティポップブームが来てます。"Awesome City Club"であったり、"Suchmos"であったりと、気になるバンドが多数。その中でも"フレンズ"は群を抜いてポップ。 2017年も動向に注目していきたいです。

1位 ヤバイTシャツ屋さん / 「あつまれ!パーティーピーポー」

youtu.be

公式HPから引用します。

大阪府在住、柴田と森本と小山による3人組ガールズテクノポップユニット
躍動感溢れるパフォーマンスとストーリー性のある歌詞で50代女性をターゲットに活動中。

当たり障りのないオリジナル曲を作って歌ったりしているヤバいバンド。
 以前は「THE ALFEE」のコピーバンドとして活動していた。

http://yabaitshirtsyasan.wixsite.com/official

ふざけている。でも楽曲は隅々まで計算されつくされている。その辺は11月のリリースアルバム"We love Tank-top"を聴けば分かるはず。2017最注目バンド。


いかがだったでしょうか。知っているバンドはいくつありましたか。よいお年を。

最近のお気に入り(2016/10)

最近聴いたお気に入りを、インディーズを中心に。
聴いてくれた中に少しでも新しい音楽の発見があれば、嬉しいです。

「イトデンワ / 磁石」




「フレンズ / Love,ya!」


  
「ヤバイTシャツ屋さん /あつまれ!パーティーピーポー

 

 

 

 

 

 

「およそ3 / およそ3、バンドやめるってよ」

 

 

 

 

 

 

セカイイチ / Grave of Music」

 

 

 

 

 

 

 

「Tomggg / Future Hippie」

 


 

 

 

 

「CHAI / ぎゃらんぶー」

 

 

 

 

 

 

 

「ユナイテッドモンモンサン / セプテンバー」