カブトムシの壺

消しゴム付き鉛筆

生きることはリスク

結局、全ては

結局、全てのことは「リスクを取るか、そうしないか」じゃん? と思ったので書く。

 

僕はそろそろ社会人5年目になるIT系のエンジニアだ。思えば、高専の2年頃からC言語を習っていたので、歴で言うと、10年くらいになるかもしれない。その時からエラー文が出るたびに発狂しそうになっていて、周りには僕よりスイスイとプログラミングをやってのける猛者たちがいて「あぁ自分にはプログラミングのセンスは無いし、向いてないのだろう」と自覚していた。

 

なのに、今こうして渋谷のITのおっきい会社でエンジニアをやっているのはなぜだ?と言うことが実は自分でもうまく落とし所が見つからなかったのだけど、結局のところ、__「あぁ、僕は究極的にリスクを取りたくなかっただけだったんだなぁ」というところに落ち着いた。

 

例えば、高専を卒業して名の知れたメーカーに行くことも出来たのだろうけど、それだと、スキルがその会社に依存してしまって他に出れなくなったら終わりやんと思っていた。そしてそもそも日本の会社でしか通用しない技術って日本全体がオワコンになってしまったら(高専の時に考えていた妄想なのでバカにしないでください)、終わりやん、それリスクやんとかも考えていた。

 

じゃあ、どういうスキルだったらロックされないで自由に生きれるの?って考えた時に、「インターネットさえあればどこでもやっていけて、差別化も図れるスキル = プログラミング」っていうところに導かれたのかなって思う。


リスク・リスク・リスク

 しかし、社会人としてエンジニアをやっていて、優秀なエンジニアの方々を見ていて一つ残念なことに気づいてしまった。『そもそもプログラミング自体も流行り廃りが激しい世界だから、常に学んで変化に対応していくことでしかリスクを軽減出来ないやん!!』ってことだ。なんか、それに気づいてしまった結果、リスクを0に出来ないかとか考えている自分がちょっと恥ずかしくなった。 

 

これはあくまで僕の一例だけど、多分なにやったってリスクはつきまとうんだと思う。量に差はあれども。だから、怖がってないで、受け入れて、楽しむか、楽しまないかでしかないんだと思う。僕は最近、それを楽しむことにした。